1: yomiφ ★ 2013/07/06(土) 01:13:15.27 ID:???
http://si.wsj.net/public/resources/images/OB-YB376_prince_G_20130703004018.jpg
カリフォルニア州に住むマイク・ミカさん(39)はこの春、「ドンキーコング」で遊んでいた
娘のエリスちゃん(3)から、なぜマリオはいつもポリーンを助ける側なのかと聞かれた。
ドンキーコングは、ゴリラにさらわれた恋人のポリーンを、配管工のマリオが
助けに行くゲームだ。
この話には、ポリーンがマリオを救うパターンはない。
そう決まっているのだとミカさんは娘に言った。すると、「娘はがっかりした」という。
ビデオゲーム開発に携わるミカさんは、このゲームのソフトウエアに侵入して、
ヒロインがマリオを助ける話に仕立てた。「ドンキーコング:ポリーン版」として
3月にネットに掲載したところ、これまでに1万1000回を超えるダウンロードがあった。
ビデオゲームには、少女がトラブルに巻き込まれ、少年が助けに行くパターンが多い。
この型を破る作品はほとんどないため、プログラミングができるゲーマーの中には、
独自のバージョンの創作を使命に掲げる者もいる。
例えばあるゲーマーは、「ゼルダの伝説」でリンクという男性に救われるゼルダ姫を、
剣を持った戦士に変身させた(そしてこのバージョンを「ゼルダが主役のゼルダ」
と呼んでいる)。
マリオに助けられることになっているもう1人の囚われの身の女性、
ピーチ姫の話にも逆バージョンがある。
マリオを助けるため、火の玉を持ったピーチ姫が戦いながらキノコ王国を行く話だ。
口紅を引いた「ミズ・パックマン」も男性が主役のナムコの「パックマン」を
改造したのが始まりだった。
著作権専門の弁護士は、キャラクターの変更に関して異なる見解を持っている。
任天堂の米国現地法人のレジー・フィサメ社長は、こういった形で
自社の知的財産が使われることは任天堂の意に反すると述べているが、
変更の裏にあるメッセージには賛成だ。
「強い女性のキャラクターがいる。すばらしいストーリーだと思う」と。
任天堂は、今後発売する「ベヨネッタ2」で女性を主役に据える予定。
魔女が敵を蹴散らすために魔法を使い、銃を撃つ話だ。
一方、ゲームメーカーのユービーアイソフトエンターテインメントの
北米事業を率いるローレント・デトック氏によると、同社は消費者の意向に
追随する傾向があり、女性が主役のゲームも作っている。
人気アクションゲーム「アサシンクリード」シリーズにもそうしたバージョンがある。
ビデオゲームの開発業者によると、スタッフには女性が少ない。
ユービーアイソフトは、製作チームの7100人のうち、女性は18%だと述べた。
経営幹部は27%だという。任天堂は、スタッフの内訳を明らかにすることを控えた。
アクションゲームで、奇妙な曲線美を持たない女性主人公は珍しい。
例えば、「トゥームレーダー」のララ・クロフトは当初、ショートパンツと
ぴちぴちのタンクトップでおへそ丸出しだった(今はロングパンツで、胴体は隠れている)。
シティー大学(ニューヨーク)のキャサリ・クロス氏は「ゲーム文化は変わっていない」と述べた。
元のゲームを変えることに反対意見もある。
「ドンキーコング」を改造したミカ氏は厳しい批判を受けてきた。
インターネットで、「わたしがモナリザを破壊しているような行為だと言われた」こともあるという。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323760504578586883268005140.html
引用元: ・【ゲーム】ピーチ姫がマリオを救う?求められる女性主役のゲーム
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